潜在意識とは
                                         
心というのは、意識と潜在意識の2つに分かれています。
意識というのは、自覚できる心のことで、
潜在意識というのは、自覚できない心のことをいいます。

この2つの心は、全く違う性質を持ちます。

意識は、五感を通して脳に送られた情報を現実だと思い、それを信じます。
例えば、目の前にケーキがあることを、目で確認すれば「目の前にケーキがある」と信じます。

潜在意識は、それとは逆の性質を持っています。
信じたことを、現実にしてしまうという非常識な性質を持っています。
現実に目の前にケーキがなくても「目の前にケーキがある」と信じると、
本人だけは、現実的にケーキがあるように思えるのです。

また潜在意識は、一般的に奇跡や偶然などと言われる出来事を引き寄せる能力も
持っています。

例えば、現実世界では、貧乏で苦しんでいる人が「私はお金持ちだ」と強く何度も心で信じるとします。そうすると潜在意識は、あなたがお金持ちになるために必要な人や情報を引き寄せるのです。偶然、お金持ちの人からいいビジネスの話が入ってきたり、旅行先で偶然、お金儲けに関するいい情報が入ってきたりするのです。

このように潜在意識の世界は、私たちの常識を超越した法則によって動いています。
そして、驚くことに心の95%がこの潜在意識なのです。

意識と潜在意識には距離があります。それは人によって違います。
意識と潜在意識の距離が近ければ近いほど、暗示がかかりやすく、あらゆる想念に
影響を受けやすくなります。

催眠状態にするというのは、この意識と潜在意識の距離を近くする試みです。
心を落ち着かせて、心の内側に精神を集中していくことで、催眠状態になって
潜在意識の距離を近くすることができます。

私の経験則から、霊能力がある人、泣いたり、笑ったりと感情が豊かな人、
人を疑う、人を否定するという思いが少ない人、空想するのが好きな人などは、
潜在意識の距離が近いと言えます。
つまり、元々催眠にかかりやすいということです。

潜在意識の距離が遠い人は、暗示が潜在意識に届きにくいので変化を感じにくい
ということがありますが、誰でも意識と潜在意識は確実につながっています。
何度も繰り返し同じ暗示を送ることで必ず潜在意識には届きます。

催眠にかかりやすい人(潜在意識の距離が近い人)は、
すぐに効果があるというメリットがありますが、
何かあるとすぐにまた悪影響を受けるというデメリットがあります。

催眠にかかりにくい人(潜在意識の距離が遠い人)は、
効果がでにくいというデメリットがありますが、
何度も繰り返して潜在意識に送り込んだあとは、少しのことでは影響を受けなくなるという
メリットがあります。

つまり、催眠にかかりにくくても、あまり気にする必要がないということです。



催眠セラピスト 
釜谷晴裕

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